2014/01/02

x-windowを使ってログイン出来るようにしておく

「X-Windowを使ってログイン出来るようにしておく」は正確には
「ログインしてX-Windowを使うことが出来るようにしておく」が正しい。

・ 14.04LTSで音が出ない問題
  グループ「audio」に何故は加入していないので鳴らない。

  $sudo gpasswd -a uname audio

                                                               (末尾の注意書きをお読み下さい)
◆ログイン出来ない時の為に備える
 目的など)
・ディスプレイマネージャーによりログインを断らる場合が発生した。
 windowsであれば
 c:¥>winでログイン出来るのだがXubuntuは少し違う。

 その時のために「前もって準備する」

・最低限度のスクリプトでとりあえずログイン出来ることを目的とする。
・すべての対象者
・ibus-mozcなどの日本語入力システムがない場合は導入しておいて下さい。
 確認は
 $dpkg -l | grep ibus-mozc
  インストールは
 sudo apt-get install ibus-mozc mozc-utils-gui ibus-qt4

(最近、個人的にはfcitxに移行しました。ibusは色々とエラーするのでしばらく止めました)
(fcitxを導入の際は、最後に$fcitxエンターをお忘れなく。またそのdaemonを常駐させる必要があります。)

目次)
1,ユーザーホームに「.xinitrc」作成
2,日本語入力システム使用宣言を追記
3,操作方法
4,日本語環境の再整備


1,2,3をクリアするだけでも使用できる。確認済み(ただしメニューは英語) 


 ◆1,ユーザーホームに「.xinitrc」作成(~/.xinitrc)

まず、「この下から」「この上まで」をコピーし、ファイルマネージャーを開き
上部ファイル(F)>新しいドキュメント>空のファイルを作り開きペースト。
名前の変更にて「.xinitrc」これで出来上がり。 F2押しても変更できる。



---------------------この下から------------------------------------------------
#このファイル名は~/.xinitrcとして下さい。.xsessionとすると起動できる場合と出来ない場合があります。
#また既に~/.xsessionが存在している場合は、リネームして下さい。例).xsession-txt

#!/bin/sh
# 上:スクリーンセイバーoff 下:省電源機能。数値はスタンバイ、サスペンド、パワーオフを示す。秒単位)
xset s off
#xset dpms 600 900 1200

# フォントのパスと使用宣言  (※パス深度変更)
xset +fp "/usr/share/fonts/turetype"
xset fp rehash

#親のXsession.dを1行づつ読み込む    (※変数を廃止)
#/etc/X11/Xsession.d
if [ -d /etc/X11/Xsession.d ] ; then
        for f in /etc/X11/Xsession.d/*; do
                [ -x "$f" ] && . "$f"
        done
        unset f
fi
# 実行時の環境をファイル「.xenv」に書き出す。(必要なければココは削除してかまいません)
env > ~/.xenv

#XubuntuのウィンドーマネージャXfce4を呼ぶ(変数wmpidにソレを代入して置く)
startxfce4 & wmpid=$!

# 上記で動いているXfce4が終了するのを待つ(さっきの変数を使う)
wait $wmpid

#上でフォントのパスをデフォに戻しておく。
xset fp default
--------------この上まで-------------------------------------------------------------


◆2,日本語入力システム宣言

ユーザーホームの 「.profile」に追記あるいは「.xprofile」 作成、貼り付け保存。

この方法の根拠はココ   (fcitxの場合はココ

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
export DefaultIMModule=fcitx
exec fcitx

◆3,ログインを断られた時の操作方法

ctrl+alt+F1を押す。
黒い画面が現れる。

login:
のあとにユーザー名
Password:
のあとにパスワード


が出たら、そのあとに
startx

Xubuntuが起動出来ましたでしょうか?

!注意
$startx とやると英語で起動されます。日本語で起動するには以下です。
$LANG=ja_JP.UTF-8 startx
面倒な人は.bashrcや.bash_aliasesに以下を記入すればstartxでも日本語です。
alias startx='LANG=ja_JP.UTF-8 startx'
以下で反映されます
$bash

◆MOZCが起動していないケースが多いです。(原因不明)
その場合、設定マネージャー>キーボードインプットメソッドでMozcを呼び出して下さい。
もしくはターミナル(端末)を開き以下を実行して下さい。
$ibus-daemon -drx
※ mozcが起動しない問題についてはibusを採用しないでFcitxを採用することで回避出来ます。


◆4,日本語環境の再整備

↓日本語の不具合が直らない人は

◆基本に戻り、日本語環境の再整備を行っておく。
ttp://www.ubuntulinux.jp/japanese
中程にある「2.」で自分のバージョンに合うものを導入。(ターミナル端末から1行づつコピペして実行。4回)

※自分の環境では、これらを実行した場合「エラー」が出ます。
 それらはmozcのエラーで無害だそうです。
ttp://kledgeb.blogspot.jp/2014/01/mozc-6-mozc.html

(Xubuntuをインスコしただけでは日本語環境は不十分だったのかもしれません。
実際、これらを実行すると色々なものがインスコされました)

以上です。

注意書き)

~/.xsessionが存在している場合は(デフォでは設置されていません)、
それが優先されるためにこの方法は使えません。

◆.xsessionを使用しない(出来ない理由)
 このスクリプトは「もしテキストログイン」で起動するなら、なんら問題なく.xsessionとして設置出来ます。
ならなぜ?.xinitrcでなければならないのか以下です。

親の「/etc/X11/Xsession」には以下が宣言されています。
 OPTIONFILE=/etc/X11/Xsession.options
SYSRESOURCES=/etc/X11/Xresources
USRRESOURCES=$HOME/.Xresources
SYSSESSIONDIR=/etc/X11/Xsession.d
USERXSESSION=$HOME/.xsession
USERXSESSIONRC=$HOME/.xsessionrc
ALTUSERXSESSION=$HOME/.Xsession
ERRFILE=$HOME/.xsession-errors

これらのファイルを抱きながらXubuntuは起動し、終了するまで抱えます。
それがログアウトしてもまだ終了していない為(Xubuntuの場合は)
.xsessionでこれらの起動スクリプトを指定してしまうと誤作動あるいはエラーして起動しません。
なので親のXsessionで指示してあるファイル以外の起動設置ファイルの中から
「.xinitrc」を選定した次第です。

(※いろいろご迷惑をお掛けした方、すみませんでした。うちでは円滑に動いていたので勘違いしていました)

付録◆ウィンドウマネージャーで遊んでしまう

上記、◆1のstartxfce4を別のウィンドーマネージャーに書き換えて
◆3の操作でログインすると色々楽しい時もある。それと「軽い」

入門用なら「window maker」あたり。
sudo apt-get install wmaker

2chご近所のこのスレ>>4を見ればwm選定にハズレはない

豆知識)
wmを導入するとXubuntuをログアウトしたときの上の方にあるアイコンより「セッション」として登場します。
設定をうまくすれば起動できます。(window makerだと何もしなくても、ここから起動できます)

追加>
fluxboxがセッションより起動できないときの応急処置は以下
/usr/share/xsessions内の fluxboxを以下のように編集

Exec=/usr/bin/startfluxbox

Exec=/usr/bin/fluxboxではなく

~/.fluxbox/startup
#exec fluxbox & の#を外さないと呼び出されませんってことでorz....

0 件のコメント:

コメントを投稿